2016年7月15日 星期五

砕月~天零萃夢

夜霧の間に間に月充ち満ちて 仰ぐその様人知れず
隠れ秘められし天手力は 比ぶるべきもの無し

棲まう土地なく天の沙汰もなく 隅に闇にと息潜め
されど人の生きる淵には 常に根ざすものたち

荒ぶる神と讃えられもせば 悪しき化生と打ち払われて
人の怖れそれさえも すべて絆が為


黄昏過ぎていまぞ宵の口 宴に集え依童よ
なれどそれは人の欺き 狩られゆくものたち

もはや楽しき伊吹などは無く 月の明かりさえ砕かれて
かつての絆は絶え果てる 永久に消えたものたち

過ぎる年月を幾つ経たことか いずれ人にも忘れ去られて
幽かに残る幻は いつか見た萃夢想


荒ぶる神と讃えられもせば 悪しき化生と打ち払われて
人の怖れそれさえも すべて絆が為

過ぎる年月を幾つ経たことか いずれ人にも忘れ去られて
幽かに残る幻は いつか見た萃夢想

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