2021年9月8日 星期三

星屑

 レンズ越しの世界
届くことはない
瞳そらすことさえできなくて
吸いこまれるみたいに


この手ほどけてしまうなんて
知らなかった
別れの言葉を飲みこんで
涙になる


もしも宇宙船が
君を迎えにくるなら
ぼくだけ広い大地残るなんて
ひとりではさびしすぎるよ


ぼくら順番に
生まれ変わってる
だから永遠に出会うことなど
できないと思っていた


時がねじれて
手と手が触れあった奇跡
最後がこわくて
見ないふりをつづけていた


もしも宇宙船が
君を迎えにくるなら
ここから大きな望遠鏡で
君に合図をおくろうか


かばんの中にキラキラ
宇宙のかけら集めたなら
願いが叶うような気がしていた
だから君にもサラサラ
手のひらこぼれる星くずを
しっかりとね 受けとめてよ


いつか宇宙船が
君を迎えにくるから
それまで ぼくはぼくの船つくって
君を追いかけてゆくんだ


知らない星 流れる光 果てしない場所
ふたりで回りつづける地球を
懐かしく眺めていよう

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