埋まれた鉄くずから
古びた人形の声が聞こえるわ
もう二度と目覚めたくないと
ひびわれたモニタにも
崩れた体にも宿らない
このココロの 精神回路を断ち切る
再起動で要らない精神回路を断ち切る
そう ここで ワタシは造られ
誰のために ボクらは存在する?
そして壊れていくわ
朝を唄う ワタシはエルミット
主人を癒すために生まれたの
支配された四角い箱の中
空を繋ぐ線が虹のよう
それが最後の視線だった
キミが生まれ変わって
どれだけ経っただろう
声もかけられなくて
遠くから見つめていたんだ
新しいモニタには
昔の思い出は映らない
そのままでも シアワセなのかな?
記憶たちは要らないシアワセなのかな
でも ここでキミから
忘れたことキミからも聞いてみたい
もうったメロディ 今でも読める
ボクはボクの言葉で唄うから
永い夜を願っているから
どんな場所に送れたとしても
そこで出逢う主人を助けたい
いつか別れる時までは
朝を 唄いつづけるエルミット
夜を灯しつづけるランジェルド
高い ビルと 汚れた空気に
高いビルが染まる汚れた空気に
支配された 歪な街の中
閉ざす扉 歪な街の中
空を 隠す窓の向こう
空を見上げ行こう
キミがキミの言葉で唄うなら
永い時の一瞬のクオリア
黒い虹に覆われたセカイの下で
出逢う主人とシアワセに
それが最後の感覚になる
空を行く鳥の瞳に映る大地
遠く離れた楽園 色鮮やく灯火
あなたと歩んだ此方の結び
手を取り この心 永遠に語り継ぐ
生命萌吹く 緑の草原
生命唄う 青い海
生命描く 真っ白な雲
この星の一呼吸
生命照らす 赤い太陽
生命囁く そよ風
生命燃やす 人々のいとなみよ
さあ還るう
父と母の声 雨音 恵みの声
天を繫いだ七色 世界包むゆりかご
数多の出会いた紡がれてゆく
希望の花咲かせ 刻もう歴史を
重ね合える喜びよ
分かち合悲いみよ
傷ついた拳 療す温もりよ
星を埋める愛よ 幾億の光になれ
愛は永遠に満たされていく
愛は永遠に美しく
愛は永遠に守り続ける
この星の礎に
生命芽吹く 緑の草原
生命唄う 青い海
生命描く 真っ白な雲
この星の一呼吸
生命照らす 赤い太陽
生命囁く そよ風
生命燃やす 人々の育みよ
さあ還ろう
愛は永遠に 生命知るきらめきよ
さめ還ろう
桜色した時は過ぎ
これまでを振り返ると
踏みしめた足跡と 遥か長い道
辛い思いでもあるけど
二人で乗り越えてきた
いつでも互いの手を取り合い
笑って 歩いた
仰ぎ見る君の顔 涙で滲んで
何を思ってるか 全然わからない
最後まで「ありがとう」って
伝えられなくて
ここに君一人 残していく
弱い僕のこと 許してほしい
季節は移り変わるのに
あの場所は昔のまま
少しだけ懐かしい 僕の指定席(していせき)
なんだか照れくさくなって
秘密の基地に隠した
手紙はもう見つけられたのかな
それとも まだかな
そんな顔しないでよ いつもの調子(ちょうし)で
暗い雰囲気(ふんいき)を 元気つけてほしい
いつまでも側にいで 見守ってるから
どうか泣かないで 笑顔見せて
幸せになって 光溢れ
声はもう届かない 姿(すがた)も見えない
それでもこの町を 僕は歩いてる
いつまでも側にいて 見守ってるから
どうか泣かないで 笑顔見せて
幸せになって 光溢れ
時は巡る いつかたどり着く
君も僕も いつかまた出会う
町は廻る 何がおきたって
廻る廻る 記憶を手繰(たぐ)って
繋がれてた鎖解いて
見えた空は青く澄んで
ただそれだけでも
生きる意味 感じられた
この世界はなんて淡く儚いんだろう
もう迷わないでいい 俯いた顔上げて
ねぇ もっと遠くまで 二人歩いていけるよ
愛しい思い出 抱きしめ 離さずに
名前を呼ぶ懐かしい声
思い出すは優しい記憶
まだ慣れないけど
少しずつ滲んでゆく
その光が指した向こう側へ行きたくて
もう振り向かないで 悲しみにさようなら
そう 気づけばキミが前へ進む勇気くれた
いつもいつでも笑顔は 輝いて
過去に捉われてた
暗く重い心が落とす涙
胸が痛む 声も出せない
凍えそうな私の手 とって
この世界はなんて淡く儚いんだろう
もう迷うわないでいい 俯いた顔上げて
ねぇ もっと遠くまで 二人歩いていけるよ
愛しい思い出 抱きしめ 離さずに
いつもいつでも笑顔は 輝いて